注文住宅の耐震構造は設計の段階から

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注文住宅の耐震構造は設計の段階から

耐震強度を満たしていても



注文住宅は、自分たちの希望を現実にするための方法です。さまざまな希望があり、夢を現実にしたいからこそ選択したことでしょう。しかし、これが家族を危険にさらす存在となってしまったらどうでしょうか。本当に望む家になったのかと問われると、そうではないと答える人も多いでしょう。

注文住宅を考えるのであれば、安心して暮らすことができることが一番大切だと感じている方が多いものでしょう。そのための方法の一つとして、耐震構造が挙げられます。家を建てるときには、耐震基準がありますが、これを満たしているということが安全なのかといえば、少々違うことに気が付かなければいけません。この基準を満たすことは大切ですが、一定の能力を確保できたということに過ぎないということです。地震が起きるたびに改正されてはきましたが、もっと細かなところで安全性を高めていくことが求められるようになったことを忘れてはいけません。

現在の注文住宅は、意匠的な部分が重視されることがあります。しっかりとしたハウスメーカーがついていれば、これだけで作ることはありません。ところが、希望を叶えるということだけで追求すれば、こうした意匠設計に傾いてしまうことになるのは必然です。仮に耐震強度は満たしたとしても、どこかに弱点が出るかもしれません。強い揺れを経験しているうちに、もろい場所が出てくれば、いつか被害が出る可能性が高まるでしょう。

そうならないように、最善を尽くすようにしなければいけないのが、注文住宅を作るハウスメーカーの仕事であり、意義であることは間違いありません。信頼できるところでは、設計に対してシミュレーションを行い、本当に安全なのか、どこか改善しなければいけないのかをはっきりさせます。これができないようなところでは、安心して住み続けることができる注文住宅にはならないでしょう。地震という自然の力は、人間の思っている力を超えることがあるからです。





3Dシミュレーターが安全な家に



耐震ということは、建ててから行うことではありません。勘違いされることもありますが、設計の段階から盛り込んでいくことが一番の対策です。なぜならば、弱点を作り出さずに済むということが大きな理由です。

紙に例えると分かりやすくなりますが、ティッシュペーパーは、横に引っ張っても簡単には切れません。そんなティッシュペーパーも、ほんのわずかな切れ目を入れれば、そこから切れてしまいます。力を加えた場合、弱いところがあれば、そこに力が集中し崩れてしまうでしょう。注文住宅も同じであり、弱いところができれば、そこに力が集まり壊れてしまう可能性が出てしまいます。だからこそ、設計の段階で弱点を見つけることができれば、初めから補強することができるでしょう。ポイントを抑えることによって、安心できる家にすることができます。

そこで役立つのが、3Dシミュレーターです。実際の設計を元に、地震が起きた時の力を映像化することができます。これによって、倒壊する瞬間まで映し出すことができるため、耐震構造の目安をつけることができるようになるでしょう。意匠設計ということも維持しながら、耐震構造を組み入れることもできるようになります。このような高い次元で設計をするためには、これまでの経験だけではなく、シミュレーターのような検証も繰り返していかなければいけません。





耐震性の検証から改善へ



耐震構造を作り上げるためのシミュレーターでは、過去の地震を参考にすることができます。データがあるものは、どんどんと組み込み利用することができるのが強みです。この時に、どんなところに負荷がかかるのかを分析することができれば、この部分を強くすることができるでしょう。単純なことですが、負荷に打ち勝つことができれば、建物を守ることができます。

この時に大事なことは、動きを知るということです。動くということは、その部分に力がかかっているということを意味します。それも3Dシミュレーターでは、全方向から見ることができるため、どこに力がかかり動くのかを知ることができるでしょう。耐震構造を作るうえでも重要なことにつながっていきます。これを自分の注文住宅に当てはめていけば、耐震性の検証をすることができるでしょう。

意匠よりにしていても、本当に安心できるのか、それとも改善しなければいけないのかが見えてきます。設計の段階で耐震性を知ることができるからこそ、安全な家を作り上げることができるでしょう。そのための大きなカギをシミュレーターが握っています。

日本ではどこに住んでいても、地震と無縁な状態で過ごすということはできないでしょう。過去に地震がなかったとしても、それが安全ではないことを日本全体で起きたいくつもの震災から学んでいる方は大勢います。安全はいくら配慮しても後悔することはありません。耐震構造ということを重視できるハウスメーカーとともに、注文住宅は作り上げていくべきだと心に留めておきましょう。

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