三階建て物件を建てる際に重要なのは外観だけ?
三階建てを建てる際にはまず始めに、外観をどうするべきか考えてみましょう。
もちろん外観以外にも重要なポイントではありますが、やはり最初は見た目から入らないと、後悔に繋がる事が少なくありません。
外観と一口に言っても色々とありますが、まず重要なのは、どうやって3階を分配するかという点です。
地下を作って三階にするのか、地上から三階にするのかによっても、見た目は大きく異なるでしょう。利用用途によっても異なりますが、地下を二階にして一階だけを地上に出すというような選択もできますので、利用用途に合わせて外観を工夫するように心がけておくと良いです。

カラーリングも重要なポイントです。地上から3階にするという場合は、非常に存在感の有る家になりますので、カラーリングをおとなしめにしないと、主張が激しすぎてバランスが悪くなる可能性があります。
地上から三階の場合は特に、ホワイトやグレーなど、大人しいカラーリングにすることで、住み心地が良くなるといえるでしょう。
そして、デザインについてもよく考えておく事が大切です。
三階建てと言っても、1階から3階まで全て同じサイズ、同じデザインにする必要はありません。メインスペースとなる部分を大きく、三階は小さめに作る、というようなデザインでも、全く問題無いのです。もちろん、設計の構造上物理的に不可能という場合は話が別ですが、自由自在に好きなように設計することができるのも、1から三階建てを建築するメリットと言えるでしょう。
このように、外観を考える際にはいくつかのポイントを抑える事が大切です。無計画に色々と設計をしてしまうと、見た目が残念な家になってしまう可能性がありますので、まずは見た目を重視することがポイントです。

住むときの事を考えて
三階建てを作る際には、ただ外観が素敵であれば全てOKというわけではもちろんありません。あくまで1つのポイントですので、その他の部分もしっかりと考えた上で、建築していくことが重要です。
重要なポイントの1つに、住むときの事を考えて設計をするというものがあります。
どんなに外観がおしゃれな三階建てでも、スペースを使い切れずに、余ってしまうようでは意味がありません。具体的にどのようにして内部を使うのかを計画した上で依頼をしないと、せっかくの設計が台無しになってしまう可能性が高いでしょう。実際に住むときのことをまずは考えた上で、依頼をする事が大切です。
例えば、一階はリビングとキッチン、二階は寝室と子供部屋、三階は屋上として外に繋がっているというような設計ももちろん良いでしょう。また、1、2階は生活スペース、地下1階にワインセラー、というような使い方も可能です。アイデアと普段のライフスタイルによって、使い方は自由自在ですので、色々と考えてみると良いでしょう。
大切なのは、3階ものスペースをどの様にして使いたいのか、具体的な利用用途を考えるという事にあります。建築をしてから考えるという方法ももちろんありますが、ある程度事前に考えておかないと、スペースを持て余してしまう可能性が高いでしょう。一つ一つのスペースをしっかりと計画的に考えるように心がける事で、スペースが余るようなことが無く、安心して活用することが可能です。
三階建てを失敗しないためにも、まずは具体的に何をどうしたいのかを考えて、設計を依頼することが大切です。

価格も検討を
三階建て設計の際に、外観や内装は非常に重要なポイントになりますが、その他にも大切なポイントがあります。それは、費用です。どんなに理想的な三階建てでも、破産してしまうような費用では意味がありません。設計を依頼する際には、費用面も考えた上で判断するようにしましょう。
広くスペースをとるようなデザイン、特殊な建築技術が必要となるデザインは、当然ですがどうしても費用がかかりがちです。できるだけ費用を抑えるためにはどうすれば良いのか、減らせる所は有るかどうかを、工務店に相談した上で、設計を行っていきましょう。事前に予算を伝えておくことで、ある程度の目安を工務店から伝えてもらう事が可能です。

予算によっては、ある程度外観や内装で諦めないといけない事もあります。その場合はどれを諦めるのか、どこか妥協点はあるかどうかなどをじっくりと話し合いましょう。予算が限られている場合は特に、有る程度の妥協をしないと、キリが無い場合も多くあります。できるだけ予算内に納めるためにはどうすれば良いのか、工務店としっかり相談をした上で、設計内容を決めていくことが大切です。
根本的に依頼する工務店によっても、基本的な設計料金が異なります。一度見積もりを出して貰った後に、正式に依頼をする前に、他の工務店にも見積もりを出して貰った上で判断をすることも重要なポイントです。
場合によっては、全く妥協をせずとも十分予算内で対応できるという工務店もありますので、工務店の評判などもチェックしておくと安心して任せることができます。