埼玉に家を建てませんか?ローコスト住宅成功のポイントを徹底解説!

ローコスト住宅の魅力は少ない費用でマイホームが手に入る点ですが、コスト削減のために粗悪な建築素材が使わるケースもあるので注意が必要です。後悔しないローコスト住宅を建てるには、しっかりした地盤の土地・建築素材を選ぶこと。
ローコスト住宅の魅力は“安い予算で家を建てられる”点ですが、安くても造りが悪ければかえって高くつく場合もあります。
さまざまなローコスト住宅を見学しながら、素材の良し悪しを見分けられるような目を養い、快適に過ごせる素材を使用した建築業者に依頼しましょう。
そして何より業者選定が大切です。本記事で詳しく解説いたします。
1. ローコスト住宅について

こんな方におすすめ
✓ 頭金がない
✓ 高額ローンの審査が通らない
✓ 予算に合った物件がない
こういった理由でマイホームを諦めている方は少なくないでしょう。
そういう方におすすめしたいのが“ローコスト住宅”です。
こだわりの家を求める場合、地域にもよりますが、約3,000万~6,000万ぐらいの予算が必要となり、ローン審査自体も通過するのが一苦労。ローコスト住宅に関しては妥協すべきところは妥協することになりますが、限りなく無駄をなくし、予算としてはなんと1,000万円台にまで抑えることが可能です。
なぜローコスト住宅はここまで破格なのか
注文住宅とは正反対で、ローコスト住宅は、人気のある間取りを取り入れた規格住宅である事が大半です。
規格が決まっている都合上、融通は利きにくいですが、その分大幅なコストカットの実現に成功しています。
「建築のコスト」は分解すると、大きく以下のような3つの要素があります。
1:材料費
家を組み立てる時の木材や資材にかかる費用がこれに該当します。
間取りは規格化し、購入する資材の種類も限定することでコストダウンが可能。
また、木材に関しては大工さんが現場で都度加工してしまうと人件費がかかってしまうため、事前にプレカット工場に木材を送り、加工を一括発注することで原価の低減が可能です。
2:人件費
大工さんの作業は設計通りに木材や資材、設備を組み立て取り付ける事がお仕事です。
しかし、効率化できる作業も当然あります。
ローコスト住宅の場合、運ばれてきた木材等をその場で加工せず、プレカット工場で加工済みの木材パーツを組み立てることに専念し、工数の大幅削減を実現。人件費を抑えられる大きな理由となっています。
3:広告宣伝費
大手ハウスメーカーは売り出したいハイグレード住宅がある場合、日本全国にテレビCM等を大々的に打ち出し、認知施策として高額な広告宣伝費を使っています。
ローコスト住宅の場合はそこまで浸透必要最低限な数しか広告は打ち出しません。
レビCMもローカル放送のみに絞ったりすることで費用削減を実現しています。
2. こだわるポイントは土地・素材
重要なのはまず、土地
いくら建築費が安くても、安全性や耐久性に優れていないと安心して住むことはできません。
将来的に後悔しないためには、地盤の改良と建築に使用する素材がポイントです。
日本は地震大国といわれており、どこに住んでいても地震のリスクと隣合わせです。
できるだけ地盤がしっかりした土地に住むのがベストですが、地盤がゆるい場所に家を建てるなら、地盤改良工事をしておくことをおすすめします。
素材について

素材に関しては、一見木材を使用しているように見せかけてプリント合板を使用している場合があるので、注意が必要です。また、ローコスト住宅でよく取り入れられている断熱材は湿気に弱く、カビが発生しやすい素材です。
カビは建物の寿命を縮めるので、その点も注意しましょう。
揮発性有機化合物を使用した接着剤やビニールの壁紙を使用すると、吐き気がしたり、目がチカチカするようなアレルギー反応を引き起こす場合があります。
換気システムは重要
換気システムは、汚れた空気を換気扇で排出して吸気口から外気を取り込み、冬は暖められた空気が外に出てしまいますので、快適な室内環境を整えてくれるものを採用しましょう。
そうすることで電気代も抑えられます。
このように、家を建築する際には家を支える素材や断熱材、換気システムなどが非常に重要です。
そういった部分をコストカットしてしまうと、快適に過ごすことができず、結果的に冷暖房などのランニングコストが高くなります。キッチンなどのグレードを上げるならば、機能性にこだわり、安心・快適に過ごせる家にしましょう。
3. 業者選定のコツ

次に肝心の業者選定についてご紹介します。主に3つの選択肢があります。
1:ハウスメーカー
ハウスメーカーは、会社の規模によりますが、一定の品質と安心感が期待できるので人気があり、実際にモデルハウスなどの見学ができるのでイメージしやすいでしょう。
ただ、大手ハウスメーカーの場合は規格外の部品を扱っているケースがあり、修繕するときにコストがかかるので注意が必要です。
2:工務店
工務店は、ハウスメーカーほどの規模ではありませんが、地域密着型として広告費などを抑えているので、安く家を建てることができます。また最初から最後までひとりの担当者がついてくれる場合が多く、信頼関係を築きやすいといえるでしょう。
しかし、工務店は職人の腕により出来が左右されますので、口コミや評判もしっかり調査しておきましょう。
3:建築設計事務所
建築設計事務所は、ローコスト住宅でもこだわりのデザイナーズ住宅が可能になり、 オリジナルの家を建築できます。
人気の建築事務所になると、場合によっては割高の料金になることもありますので、まずはさまざまな情報を集めておきましょう。

注意点
業者選びをする際は、どのような部分でコストを削減しているのかを確認する必要があります。
キッチンやトイレなど必要な設備の仕様が標準以下になっている場合、耐久性や安全性などを踏まえると、安心して住み続けることができません。
ローコスト住宅にもさまざまなタイプがあり、自由設計が得意だったり、水回りが得意だったりと、得意な分野には相違がありますので、自分が建てたい家が得意な業者であることを事前にリサーチしておきましょう。
家は一度建てても必ずメンテナンスが必要になってきます。
できるだけ保証期間が長い業者に頼んだほうが安心ですので、アフターフォローや点検の有無も確認しておきましょう。
実際にモデルハウスなどがある場合は、見学することをおすすめします。どういう素材のものを使用しているか、実際に目で確認しておくと安心です。