【2022年】おしゃれな書斎インテリアは?快適な空間を手に入れよう

リラックスできる空間や仕事、趣味などに集中する空間が欲しいと考えている人も多いでしょう。そのような時にあると便利な部屋が、書斎です。書斎があれば仕事や趣味はもちろんのこと、1人でのんびり過ごす部屋としても使えます。
この記事では、書斎とは何なのか、快適な書斎をつくるための手順やインテリアのポイントなどについて詳しく解説します。
おしゃれで快適な書斎をつくるために、ぜひ参考にしてください。
書斎とは?

そもそも書斎とは何なのでしょうか。書斎とは一般的に、読書をしたり何らかの書き物をしたりする部屋です。
しかし、人によってはパソコンなどを設置して仕事部屋として利用するケースもありますし、読書だけではなく幅広い趣味の部屋として使う場合もあるでしょう。
書斎は人それぞれ用途が異なるため、必要な機能は異なります。そのため、どのような使い方をするのか考慮して、インテリアやレイアウトを考えるとよいでしょう。
快適な書斎をつくるための4つの手順

快適な書斎をつくるためには、以下の4つの手順を踏まえましょう。
1.書斎にする場所を決める
2.テイストやカラーを決める
3.心地の良い家具を選ぶ
4.小物とインテリアを決める
まずは、書斎にする場所を決めましょう。例えば、家の中の一室を書斎として使うのか、それともリビングなどと共用で書斎をつくるのかなどを考えます。書斎の場所やスペースを決めることで、必要な家具やインテリアなどを決めやすくなります。
次に、テイストやカラーを決めましょう。テイストやカラーをある程度統一すると、まとまりがありおしゃれな空間ができあがります。次に、家具を選びましょう。快適に作業するにはおしゃれさだけではなく、機能性も重要です。
最後に、小物とインテリアを決めます。アクセントとなるような小物・インテリアを飾ると、グッとおしゃれになります。
書斎インテリアを快適にするポイントとは

書斎インテリアを快適にするにはどうすればよいのでしょうか。書斎をどのような用途で使うのかによって、快適さの基準は異なります。ここでは、「仕事用」「夫婦で使う」「リラックス空間」の3つに分けて、書斎インテリアを快適にするポイントを紹介します。
仕事が捗る!落ち着きの書斎インテリア
仕事部屋として書斎を活用したいのなら、黒い本棚にデスク、チェアを合わせると社長室のような雰囲気で仕事に集中しやすくなります。長時間デスク仕事をするのなら、座り心地のよいビジネスチェアを用いるのもよいでしょう。
もう少し柔らかく遊び心にある書斎にしたい場合は、木製などの素材感のあるデスクやチェア、本棚を取り入れたインテリアもおすすめです。床やカーテンなどに黒を取り入れると雰囲気がしまり、仕事が捗るでしょう。
工夫のポイント
仕事に集中できるインテリアにしたいのなら、床のラグやカーテンなどに黒を取り入れましょう。面積の多いカーテンやラグなどを黒にすることで、インテリアをグッと引き締める効果があり集中力が高まります。
また、デスクは壁に向けて設置すると部屋を広く見せられます。デスク脇に資料などをしまう棚があれば、取り出したりしまったりしやすくなるので便利です。また、デスクの背後にドアがあるとドアが気になって集中しにくくなるため、ドアとデスクの位置にも注意しましょう。
デスク上にパソコンを設置するだけなら、奥行50~60cm程度あれば問題ありません。ただし、資料やノートなども同時に広げるのなら70cm以上あったほうが使いやすいでしょう。
注意するべき点
デスクを設置する際に、窓を背にするケースもあるでしょう。この場合、背後から外の光が入り込んでしまい眩しくなります。特に、昼間にパソコン作業をする場合には、外から光が入り込むと画面が見えにくくなるため注意が必要です。窓を背にしてデスクを設置したい場合には、色の濃いカーテンや遮光カーテンなどを選ぶとよいでしょう。
デスクを壁に向けて設置する場合には、デスクの奥行やチェアの高さなどに注意が必要になります。チェアが低すぎると、足を前に伸ばさなければならずスペースを取ります。省スペースで設置したいのなら、デスクとチェアの高さをしっかりと把握することが重要です。基本的には、デスクの天板とチェアの座面は25~30cm程度が最適とされています。
夫婦それぞれが快適に使える書斎インテリア

夫婦それぞれで書斎を持つのが難しいケースもあるでしょう。その場合には、夫婦が共用で使えるように書斎をレイアウトするのも1つの方法です。
例えば、夫婦で作業する時間が異なる、一緒に1つの作業を行うケースが多いのなら、1つのデスクを設置して一緒に使えるようにすれば、省スペースで済みます。同じ時間帯に別の作業をすることが多い場合は長めのデスクを壁に向けて設置する、スペースに余裕があるならL字型にするのもおすすめです。
工夫のポイント
書斎を複数人で共用するのなら、コミュニケーションがしやすいレイアウトにするとよいでしょう。例えば、L字型にすれば仕事中でも会話がしやすいだけでなく、作業スペースもある程度分けられるため集中もしやすくなります。
デスクを分離させて、それぞれの背後に共用で使える小さなカウンターなどを設置するのもおすすめです。別々の作業をしている場合には集中しやすく、休憩時などにはカウンターで会話できるためコミュニケーションも取りやすくなります。
書斎を夜に使うことが多い場合には、照明にもこだわりたいものです。間接照明などを使う、暖色系の照明にするなど暗めにすると落ち着いて集中しやすい部屋になります。明るい照明だとすっきりとした印象になり、使いやすく機能的なイメージになります。
注意するべき点
書斎を夜に使うケースが多い場合には照明にもこだわるのがポイントだと前述しましたが、照明の明るさには注意しましょう。間接照明や暖色系の照明などを活用すると、おしゃれで雰囲気のある部屋をつくり出せますが、室内が暗くなりすぎてしまうケースもあります。
室内が暗すぎると作業をする際に不便です。そのため、デスク上にデスクライトを設置するなど、作業しやすいような工夫が必要になります。ただし、明るすぎても疲れやすくなる、リラックスできないといったケースもあります。照明には光の強さや色などが調整できるタイプもあるので、調光・調色タイプを活用するのもよい方法です。
リラックスタイムための書斎インテリア
仕事や作業のためだけではなく、リラックスタイムに使える書斎をつくりたいと考える人も多いでしょう。書斎は、ゆったりと読書をしたり、趣味を楽しんだりするスペースとしても活用できます。
リラックスできる空間にしたい場合は、ソファを設置してゆっくりと過ごせるようにレイアウトするとよいでしょう。また、本や飲み物を置けるサイドテーブルも便利です。趣味を楽しむのなら趣味に合わせたレイアウトがおすすめです。アトリエ風にしたりスピーカーにこだわったり、自分好みのインテリアにしましょう。
工夫のポイント
書斎でリラックスタイムを楽しみたいのなら、ゆったりと過ごせるソファが向いています。座り心地のよいソファがあれば、時間を忘れて読書や音楽鑑賞などの趣味に没頭できるでしょう。趣味として絵を描いたり裁縫をしたりする場合は、ソファよりもチェアが向いているケースもあります。
ソファをメインとしてコーディネートするのなら、ソファの色がキーカラーになるように、部屋全体の色味を考えることが重要です。ソファは1人用であっても存在感があるため、目を引く家具です。ソファをキーカラーとして周囲のインテリアや小物などを配置することで、グッとおしゃれで落ち着いた雰囲気になります。
注意するべき点
書斎をアトリエ風にして、絵を描きたいと思っている場合には「光」の確保が重要です。色を塗る際に色が正しく見えるような光を確保しておくことで、できあがってみたら思った色味と違ったというトラブルを防げます。
アトリエとして書斎を使うのなら、日差しが差し込まない北向きの部屋が適しているとされています。照明は自然光もしくは自然光に近いライトを選ぶとよいでしょう。自然光に近い色温度はおよそ5,000K「昼白色」だと言われています。
ライトの色にはさまざまな種類があり、暖色系の電球色や少し明るめの温白色、白っぽい自然な光の昼白色などがあります。この中で自然光に近いのは昼白色なので、アトリエ風の書斎をつくりたい場合は昼白色を選ぶと、色が正しく見えやすいです。
リビングやダイニングに書斎を作るのもおすすめ
独立した部屋を書斎にするのではなく、リビングやダイニングに書斎をつくるのもおすすめです。リビングなどに書斎をつくることで、家事や子育てなどが忙しくてなかなか書斎にこもる時間を取れない人でも、気軽に使えるようになります。
リビングダイニングと書斎スペースに仕切りをつくる場合には、部屋が狭く見えないように工夫しましょう。
例えば、棚やオープンラックなどを活用する、隙間があって開放感のある仕切りを使うのがポイントです。
・棚で仕切り長めのデスクを設置すれば、子どもの勉強を見ながら書類仕事も可能
・木製の快適な書斎で、ゆっくりと過ごせるリラックス空間に

リビングやダイニング脇の小部屋を書斎に

リビングやダイニング脇の小部屋を書斎として活用するのもよいでしょう。この際、書斎内で家事もできるようにしておくと、作業や家事を両立しやすくなるため便利です。例えば、棚の一部を食器棚として使ったり、アイロンやアイロン台を置いておいたりすると、家事もしやすくなります。
リビングやダイニング脇の小部屋を書斎にするのなら、家事道具を収納しておけるスペースや棚などを多めに設置しておくのがポイントです。また、家事動線についても考慮しましょう。パントリーなどと併用するならキッチン、アイロン部屋ならベランダなどの物干しスペースとの動線を考えます。家事動線を考慮すれば、よりスムーズに家事や作業をしやすくなります。
おしゃれで快適な書斎をもちたいなら

おしゃれで快適な書斎をつくりたいのなら、まずは書斎の場所を決めてからテイストやカラーを選びましょう。その後、家具を選び小物やインテリアを決定します。書斎の用途を明確にして、この記事で紹介したような工夫ポイントを取り入れてみましょう。
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