2000万円(税込2200万円)で建てる注文住宅の間取り実例情報
間取りや設備を自由に選びたい方には注文住宅のオーダーが向いています。ただし、注文住宅を建てるときに希望を詰め込みすぎると、費用が跳ね上がってしまうことがあるので注意しましょう。
初めにおおまかな予算を決めておくことが、注文住宅のカスタムオーダーを堅実に進めていくためのポイントです。
注文住宅の相場はエリアによって異なりますが、トータルの費用が3000万~4000万円以上という価格帯になるケースは多いものです。
しかし2000万円(税込2200万円)前後であっても理想の注文住宅を建てることは十分可能です。コストを重視して注文住宅を建てたいのであれば、不動産会社や工務店、ハウスメーカーに理想の間取りや設備を伝え、じっくり相談を重ねることが大切です。
この記事では2000万円(税込2200万円)前後の注文住宅の実例や知っておきたいポイントをご紹介します。
予算2000万円(税込2200万円)の注文住宅の施工事例5選
注文住宅の間取りが複雑になるとその分施工価格は上がってしまいます。とはいえ、間取りをおろそかにすると過ごしにくい住宅になってしまうこともあるので注意が必要です。
2000万円(税込2200万円)で注文住宅を建てるのなら、間取りをシンプルに仕上げたり仕切りを少なくしたりと工夫してみましょう。もちろん外装や内装のイメージを統一することも重要なポイントです。
まずは予算2000万円(税込2200万円)で建てる注文住宅の施工実例を見ていきましょう。
1.注文住宅のコンセプトを定めることが肝心

コンセプトをもとに注文住宅の間取りを考えていけば、仕上がりに統一感が生まれます。ナチュラルなカントリー風や南欧風に仕上げたい、雑貨屋さんのようなファンシーなデザインにしたいなど、家族の希望をもとに計画を立てていきましょう。
あらかじめコンセプトを設定すれば、採用すべきインテリアのデザインはおのずと決まってくるものです。
例えば南欧風の住宅であればホワイトや木目を基調としたデザインを取り入れるのがポイントです。あえて天井の梁をむき出しにしたり、アーチ状の下がり壁を設置したりと、注文住宅ならではの独創的なデザインに仕上げていきましょう。
2.木をふんだんに使った注文住宅もおすすめ

洋風デザインの注文住宅は人気がありますが、注文住宅をあえて和モダンのイメージに仕上げる方も少なくありません。
蔵のような見た目の和風建築を採用すれば、重厚感のある仕上がりになります。注文住宅の内装に木をふんだんに使い、ほっこりと温かみのある雰囲気に仕上げていきましょう。
家の顔である玄関は、土間を広々と確保し明るいイメージに作り上げたいものです。玄関スペースに大きめの窓を設置したり、玄関扉にすりガラスをはめ込んだりと工夫すれば、光の差し込む明るい空間になります。
家族がそれぞれの場所で思い思いに過ごせるよう、リビングダイニングは広く確保しておくのがおすすめです。また書斎やワークスペースを設ければ、家族が好きな場所で自由に過ごせます。
住宅の床材や壁材のほか、テーブルや椅子、棚などにも無垢材を取り入れ、全体に統一感を出していきましょう。内装に木をたっぷりと使えば、玄関を開けた瞬間に優しい木の香りが漂う気持ちの良い住宅になります。
3.注文住宅には家族の思いをたっぷり詰め込もう

家族の思いをたっぷりと詰め込めるのが注文住宅の良さです。一生ものの住宅を長く愛用していくためにも、悔いが残らないよう間取りをじっくり検討しましょう。
外観と内装のイメージを統一させることは特に重要なポイントです。例えば絵本に登場するようなかわいらしい外観の注文住宅を建てるのであれば、内装にもキュートなエッセンスをちりばめてみましょう。
上階へとつながる階段をリビングルーム内に設置する間取りを採用すれば、家の中心に家族が自然に集まってくるような温かい住宅になります。家族が過ごすリビングルームやダイニングには十分な広さを確保し、過ごしやすい空間に仕上げましょう。また建物の雰囲気に合わせて庭の植栽や外構を整えることも重要です。
こだわりをたっぷりと詰め込めば、家族にとっての宝箱のような魅力的な住宅に仕上がります。
4.平屋の間取りにはスキップフロアが好相性

2階建てや3階建ての間取りにすれば生活スペースは広くなりますが、その分予算も跳ね上がってしまいます。2000万円(税込2200万円)で注文住宅を建てるのならば、平屋も選択肢に入れてみましょう。
平屋の間取りを考えるときのポイントは、縦の広さをイメージすることです。平屋の天井を低くしてしまうと住宅全体が暗い印象に仕上がってしまうこともあるので十分に注意したいものです。
注文住宅を作るときには、平屋の中でフロアの高さをずらすスキップフロアの間取りをぜひ作り上げてみましょう。
スキップフロアで高さのある中二階やロフト、半地下のような空間を作れば間取りに変化が出やすくなり、洗練された雰囲気に仕上がります。また、生活スペースや収納スペースを広く確保できるのもスキップフロアの魅力です。
スキップフロアの住宅にはあえて大きめの窓を設置し、太陽の光が差し込む明るく気持ちのいい空間に仕上げるのがおすすめです。
5.2000万円(税込2200万円)で建てる2世帯注文住宅の間取りとは

2世帯住宅のオーダーはお金がかかると思われがちですが、工夫すれば2000万円(税込2200万円)前後で建てることも十分可能です。
2世帯住宅の間取り作りは、親世帯と子世帯それぞれの独立スペースをどの程度確保するかを考えることから始まります。またそれぞれの家族にとってどのような設備が必要なのかを洗い出すことも重要なポイントです。
例えばダイニングを共有空間にするのであれば、大きなテーブルを設置できる広々とした空間が必要です。生活スペースを分離させたいのなら1階と2階をそれぞれの居住空間にし、上下を同じような間取りで仕上げるのもいいかもしれません。
家族全員が居心地良く暮らせるよう、親世帯と子世帯の部屋の雰囲気に変化をつけるのもおすすめです。親世帯の居住スペースには和室や仏間を設けてシックに、子世帯のスペースは子育てしやすいナチュラルな空間に仕上げるなど工夫してみましょう。
2000万円(税込2200万円)で注文住宅を建てるときのポイント

2000万円(税込2200万円)で注文住宅を建てる場合には、希望の全てを実現できないこともあります。あとあと悔やまないためにも、まずは予算と要望の配分を考えて優先順位をつけていきましょう。
例えば家族が過ごすリビングルームやダイニングのデザインにこだわりたいのであれば、間取りはシンプルに仕上げてもいいかもしれません。あえて廊下を作らない間取りにすれば、リビングやダイニングに十分な広さを確保できます。
狭小地に注文住宅を建てる場合にはスキップフロアを採用するなどの工夫が必要となります。スキップフロアはやや複雑な間取りになるため費用が高くなる傾向にありますが、2000万円(税込2200万円)という予算内で作り上げることも可能です。スキップフロアの住宅には、収納スペースをたっぷり確保できるという魅力もあります。
他にも内装を上手に節約してバスルームのグレードをアップさせたり、外構をシンプルに仕上げたりと、さまざまな方法でコストカットを実現しましょう。
北辰工務店はコストパフォーマンスと設計の自由度を両立させる注文住宅の設計に関するご相談に応じております。オンラインでの注文住宅相談にも応じておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。
