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2026.03.14.Sat
埼玉・千葉で人気の平屋【20坪台】を実現! 実例から学ぶ間取りアイデア
20坪のコンパクトな土地でも、工夫次第で快適な平屋暮らしは実現できます。自分の希望を実現できる土地や間取りをしっかりと考えることで、限られたスペースの中でも豊かに暮らせる住まいを造れるでしょう。ただし、平屋はワンフロアで動線がシンプルな反面、風通しや採光を確保しづらいといった課題もあります。だからこそ、平屋づくりの経験が豊富なハウスメーカーに相談することが大切です。
この記事では、20坪前後のコンパクトな平屋にぴったりの間取り例や、埼玉・千葉での土地選びのポイントを実例とともに紹介します。
今なぜ「平屋」が人気? 20坪で叶える豊かな暮らしとは
一階建て住宅のことを「平屋」といいます。注文住宅といえば2階建て以上の建物をイメージするかもしれませんが、実は今、平屋が人気を集めています。
平屋の主なメリットは以下の通りです。
- ワンフロアで生活が完結するので家事がしやすい
- 段差がないので子育ても介護もしやすい
- リビング中心で家族との絆を育みやすい
- 子どもが巣立った後も生活しやすい
- 2階建てよりも予算を抑えて注文住宅をつくりやすい
人気の理由はさまざまあるものの、ライフスタイルの多様化や、老後の長期化が一因です。また、平屋は2階建て住宅と比べ建物面積が少なく、建築にかかる費用を抑えることが可能です。結果として、注文住宅にかかる総費用を抑え、低予算でも理想の住宅を実現しやすくなります。
なお、平屋といえば大きな日本家屋を想像するかもしれませんが、20坪程度でも間取りの工夫により豊かな生活は実現できます。間取りのヒントや実例を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
20坪平屋の可能性:コンパクトだからこそのメリットと工夫
20坪は面積に換算すると約66m²です。これは、平均的な小学校の教室より少し広い程度で、飲食店や美容院のテナント同じくらいの広さです。
1LDK~2LDK程度の間取りが適しており、単身で住むには十分な広さを確保できます。また、老後の2人くらしでも、それぞれの部屋が確保でき快適に暮らせるでしょう。なお、小さい子ども1人と大人2人であれば良いものの、子どもが増えたりペットを飼ったりなど、家族の人数が変動すると手狭に感じるかもしれません。
平屋には、ワンフロアで生活ができるため家事がしやすい、掃除をする場所が少ないのでメンテナンスしやすいなど、生活をする上でさまざまなメリットがあります。また、2階がない分建築コストを抑えやすい、暖房効率がよく光熱費を抑えられるなど、金銭的なメリットもポイントです。
これらのメリットを生かすためにも、間取りの設計方法が重要です。
小さくても快適! 20坪平屋の間取りアイデア集
快適な20坪平屋を実現するためには、間取りの工夫が大切です。ここでは、おすすめのアイデアをいくつか紹介します。
LDK中心の開放的な空間づくり
家族が集まるリビングを広く開放的に造れば、それぞれがゆったりと過ごせる空間になります。屋根の形に合わせた勾配天井で空間を大きく見せる、大きな窓を設けて採光を取り入れるのがポイントです。また、隣接する部屋の扉を引き戸にして一体感を出すのも良いでしょう。
無駄な廊下をなくす効率的な動線
廊下のような移動用のスペースがあると、その分部屋が狭くなります。廊下はつくらない、または最小限にとどめることで、居室の広さの確保が可能です。また、廊下がない分、家事動線や洗濯動線が短縮でき、効率的な生活も実現できます。
「しまう」場所の確保:収納計画の重要性
限られた空間だからこそ、収納スペースをしっかり確保し居室内が整うようにしましょう。天井と屋根の間の「小屋裏収納」や、床下・地下収納、壁面収納などが平屋とも相性の良い収納方法の一例です。
なお、料理が好きであればパントリー、ファッションを重視するならシューズクロークやウォークインクローゼットなど、価値観に応じた収納を取り入れるのも良いでしょう。
内と外をつなぐ工夫:ウッドデッキや庭の活用
ウッドデッキや縁側、庭があると、居室と屋外を緩やかにつなぐ空間が生まれます。DIYやベランピングのような趣味・自然を取り入れる活動も楽しみやすく、リビング以外の家族の憩いの場にもぴったりです。これらの空間に面するように窓を設置すれば、視覚的な解放感が生まれるだけでなく、季節の移ろいも感じやすくなります。
明るさと風通しを確保する採光・通風計画
平屋はワンフロアで生活するため、設計によっては窓が少なく採光や風通しが悪くなることもあります。これらの課題を解決する方法としては、天窓や高窓の設置、窓は2カ所対角になるように設置することなどが挙げられます。
また、中庭の設置し、面する部分を窓にすると採光や風通しを確保しやすいです。中庭を造る場合、L字型やコの字型、口の字型の間取りにするのが一般的です。
【実例紹介】北辰工務店が手がけた20坪台の平屋
ここでは、北辰工務店が実際に建築した平屋の中から、広さが20坪前後の平屋やコンパクトな平屋の事例を4つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
Case 1:無駄を省いたコンパクトな平屋
埼玉県のご夫婦が暮らす2LDKの平屋では、リビングの大窓と屋根の勾配天井により、採光の確保と風通し、解放感を演出しています。リビングからランドリースペース、玄関ホールまで回れる間取りにしたことで、効率的な家事動線を実現し、平屋のメリットを生かしたつくりとなっています。
また、キッチン背面には大容量の「見せない収納」を設置。平屋の「収納が少ない」という課題を解決し、すっきりと整った印象になりました。シンプルな設計の中にやりたいことをしっかりと盛り込み、コストを抑えて理想の住まいを実現した例です。
Case 2:平屋でペットと暮らす工夫
埼玉県のご夫婦が暮らすこちらでは、平屋の利点を生かし天井高を最高3.4mまで取り、圧迫感のない広々とした空間を実現しています。また、天井にはシーリングファンを設置したことで、風通しの問題も解決できました。
屋外には庭スペースを設け人工芝を敷くことで手入れを簡単に。洗濯物を干すだけでなく、愛犬たちが自由に駆け回れる自由度の高い空間の完成です。
住宅はコの字型に設計し、寝室を玄関の隣に設置。生活音や愛犬の声がほとんど響かず、省スペースでありながら快適な入眠環境を実現しています。間取りの工夫により、家族それぞれの要望を叶えた住宅です。
Case 3:平屋が叶えたちょうど良い暮らし
埼玉県のご夫婦とお母さまが暮らすこちらでは、敷地面積は広いものの、お母さまの介護のしやすさも考慮しあえてコンパクトな平屋を選びました。広い家では介護をするにも不便があり、あえてサイズダウンすることで、快適な暮らしを実現しています。
スロープや手すり、引き戸の活用により体が不自由でも生活しやすいつくりとなっています。また、内装には明るい木材を使い、天井には高さを設けることで、平屋であっても広々とした雰囲気になっている点も魅力です。屋外のテラスではいつでも新鮮な外の空気を感じられます。
Case 4:ウッドデッキを囲む開放的な平屋
埼玉県のご夫婦が暮らすウッドデッキを中央に配したコの字型の平屋。ウッドデッキはちょうどリビングの隣にあり、2つの掃き出し窓でつながっており解放感満点です。ウッドデッキの前には木格子を設置し、さらにその奥には芝生を敷いた庭スペースもあるため、外の目線を気にせず寛げます。
屋内は、玄関からすぐの場所に和室を設けたり、リビング横に大容量収納を設けたりして、それぞれの部屋の役割を明確化。限られた面積ながら窓を多く取り入れ、自然との接点を増やすことで贅沢な雰囲気となっています。
平屋を建てる際の土地選びと注意点【埼玉・千葉エリア】
埼玉・千葉の地域特性
埼玉県や千葉県はエリアにより土地価格の差が大きく、交通の便がよかったり、東京に近かったりするエリアでは価格も高額な傾向です。また、平屋に適した土地を選ぶときは、水害のリスクも考慮しなければいけません。特に千葉エリアの海沿いや川沿いの土地では、海抜や災害時の避難方法の確認も重要です。
また、平屋は屋根からの熱が直接室内に伝わります。埼玉県の熊谷市周辺など、夏の暑さが厳しいエリアで土地を探すなら、設計の工夫で熱さを和らげることも考慮しましょう。
平屋に必要な土地の広さ、建ぺい率の確認
一般的に同じ延床面積(建物全階の床の面積の合計)の住宅を建てるとしても、平屋は2階建てよりも広い土地が必要になります。このため、延床面積を広く取りたい場合、それに見合った土地探しが必要です。
また、住宅は土地と同じ広さだけ建てられるのではなく、「建ぺい率」により制限がある点に注意しましょう。建ぺい率とは、ある土地に対しどの程度の規模の建物が建てられるかを定めた指標で、それぞれの土地により異なります。
| 建ぺい率 = 建築面積 ÷ 敷地面積 ×100 |
埼玉県や千葉県では、建ぺい率の他に建物の高さや容積など制限がある地域もあるため事前に確認しましょう。
20坪でも実現可能! 埼玉・千葉で理想の平屋を建てるなら北辰工務店へ
20坪という限られた面積であっても、間取りの工夫次第で快適で魅力的な平屋は実現できます。平屋は適した土地が探しづらい、通風や採光を確保しづらい、収納が少ないなどが問題に上がることが多いため、平屋づくりのノウハウが豊富なハウスメーカーへの相談が大切です。
北辰工務店では、ご紹介したように多様なライフスタイルに合わせた、豊富な平屋の設計実績があります。自由設計でお客様のご要望や土地の条件に合わせた適切なプランの提案も可能です。また、埼玉県や千葉県など地域密着型で住宅づくりを進めているため、地域特性を理解した家づくりに強みがあります。
注文住宅の建築をお考えのお客様は、ぜひ相談会・展示会にてお気軽にご相談ください。
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