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住宅コラム
住宅の基礎知識
2026.05.31.Sun
朝霞市の治安はどう? エリア別の治安動向も解説
埼玉県の南部の朝霞市は、都心へのアクセスが良く、ベッドタウンとして発展してきた街です。「子どもが生まれるのを機に引っ越したい」「子育てしやすい環境に憧れる」という方にとって、ぴったりな移住先だといえるでしょう。
とはいえ、新生活をスタートする上で「治安」が気になる方は多いはず。子どもと安心して暮せる街なのか、朝霞市の治安について紹介します。
具体的には、朝霞市全体の治安や発生件数の多い犯罪、エリア別の治安動向などを解説します。ファミリーでの移住先を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
埼玉県朝霞市の特徴
埼玉県南部に位置する朝霞市は、東京都練馬区と接する都心にほど近い街です。ベッドタウンとして栄えながらも、自然が多く穏やかに暮らせる環境が魅力です。
朝霞市で、どのような暮らしができるのか特徴を解説します。
地域特性・人口
朝霞市は、都内へアクセスしやすく通勤・通学に便利なことに加えて、公園や緑地が豊富で自然豊かな環境で暮らせます。
市内には、米軍基地跡地を公園として開放した朝霞の森をはじめ、夏には水遊びも楽しめる青葉台公園や城山公園など、緑豊かなスポットが点在しています。子どもたちの遊び場となるのはもちろん、ジョギングやピクニックなどを楽しむのにもぴったりです。
また、荒川や黒目川など4つの河川が流れており、川沿いの遊歩道は穏やかに過ごせる癒しの場でもあります。
人口は、2025年10月1日時点で14万6,479人です(※1)。「令和6年版統計あさか」によると、1960年から約60年にわたって、人口・世帯数ともに増加し続けています(※2)。
住みやすさ
朝霞市は交通の便が良く、都心へのアクセスしやすさが住みやすさに直結しています。
市内には、東武東上線の朝霞台駅・朝霞駅と、武蔵野線の北朝霞駅の三駅があり、東京・埼玉・千葉へアクセスしやすくなっています。朝霞台駅・朝霞駅はどちらも急行が停まるため、乗り換えなしで池袋駅まで約20分で行くことが可能です。
副都心線とも直通運転しており、渋谷方面にも一本で行けます。
また、朝霞台駅はJR武蔵野線の北朝霞駅と隣接しており、スムーズに乗り換えられ、越谷や南浦和方面、府中、立川方面にも移動しやすい環境です。
実際、朝霞市が2019年に行った「市民意識調査、青少年アンケート結果報告書」によると、ずっと住みつづけたい(40.4%)・当分は住みつづけたい(40.2%)と回答した人が、80.6%にまで達しています(※)。
その多くが、通勤・通学に便利なことを理由に挙げており、利便性の高さがうかがえます。
子育て環境
交通の便が良く通勤・通学しやすい点や、自然が豊富で遊び場の多い点に加えて、子育て支援も積極的で、子育てしやすい環境が整っています。
例えば、朝霞市に住民登録している妊娠届出をした妊婦や、出生した子の養育者には、伴走型相談支援および出産・子育て応援給付金事業として以下が支給されます(※)。
- 出産応援給付金:妊婦1人につき5万円
- 子育て応援給付金:新生児1人につき5万円
また市内には、子育て支援センターが8か所存在しています。子育て支援センターは、妊婦や就学前の子どもと保護者など、子育て親子が交流したり、育児不安を相談したりできる施設です。
経験豊富な職員や先輩ママに相談することで、初めての育児で不安や悩みが多くても、抱え込まずにゆとりをもって子育てしやすいでしょう。
朝霞市における治安の現状
暮らしやすく子育てにも適した環境の朝霞市ですが、実際に住むとなると治安が気になるでしょう。朝霞市における治安の現状について解説します。
犯罪認知件数の推移
朝霞市では、2021年以降の犯罪認知件数は上昇傾向にあります。
同市が公表している「令和6年版統計あさか」の刑法犯発生検挙状況によると、2021年の犯罪発生数は600件だったものが、2022年に653件、2023年に791件と増加し、2024年には1,012件にまで達しました(※)。
2021年を境に、年々犯罪の発生件数が増加していますが、必ずしも治安が悪化しているといえない点には注意が必要です。2021年頃は、新型コロナウイルスによる外出自粛期間と被るため、単純に人通りが少なく犯罪が起こりにくかった可能性が高いからです。
実際、殺人や強盗、放火のような凶悪犯罪は少なく、2024年では1%未満となっています。
発生件数の多い犯罪の種別
朝霞市で発生する犯罪は、そのほとんどが自転車の盗難です。
市内で2024年に発生した犯罪(1,012件)のうち、約30%に当たる342件が自転車の盗難でした。前年の241件から100件も増加しているため、駐輪する際には、二重施錠を心掛けて盗難に遭わないよう注意しましょう。
また、次点でオートバイの盗難(57件)、車上狙い(29件)と続きます。両者ともに前年より発生件数が増えているので、防犯対策は万全にしておきましょう(※)。
短時間の駐輪・駐車でも、必ず鍵をかけてから離れることが大切です。わずかな油断が被害に遭う可能性を高めるので、常に防犯意識を高く持ちましょう。
近隣の市との比較
朝霞市は、埼玉県内の近隣の市と比較すると、やや犯罪件数の多い街だといえます。
埼玉県警察が発表している「刑法犯認知件数(令和6年・確定値)市町村別」によると、2024年に発生した近隣市の犯罪件数は以下の通りです(※)。
- 和光市:529件
- 戸田市:1,034件
- 新座市:1,053件
- 志木市:392件
ただし県内では、ワースト10には入っておらず、比較的治安の良い地区だといえるでしょう。
また、人口が多く交通の要所となる場所は、犯罪が発生・増加しやすいため、近隣の市と一概に比較できない点には留意が必要です。
エリア別に見る朝霞市の治安
朝霞市の治安について分かったところで、エリア別の治安についてもみていきましょう。エリアごとの治安が分かることで、具体的にどこに住むか計画を立てやすくなるでしょう。
朝霞駅周辺エリア
朝霞駅周辺は、駅前にスーパーや飲食店、コンビニなどが豊富で、仕事帰りなどに買い物や外食のしやすい便利なエリアです。
駅構内の駅ビル「EQUiA」や駅前の商店街など、商業施設が豊富で行き交う人が多く、南口には交番もあるため治安の良い場所となっています。
また、24時間営業のスーパーやコンビニもあることや、住宅街に街灯があるおかげで常に明るく、夜遅くの帰宅になっても不安を感じずに済むでしょう。
商店街には防犯カメラが設置されており、監視の目を光らせることで、犯罪を抑止してくれています。
加えて、飲食店が多くあるものの、飲み屋街のようなものはないことも、治安の良さにつながっていると考えられます。
北朝霞/朝霞台駅周辺エリア
北朝霞駅(JR武蔵野線)と朝霞台駅(東武東上線)は隣接しており、通勤・通学時間や帰宅時間には、多くの人が行き交うエリアです。
駅前には、スーパーや商業施設、飲食店、コンビニなどが立ち並んでおり、多くの人で賑わうため、人目が多くなっています。朝霞台駅北口には交番もあり、監視の目が行き届いている治安の良い場所です。
駅から少し遠ざかると周辺は閑静な住宅街で、静かに暮らせる街だといえます。
ただし、通勤・通学の時間には賑わう駅前も、夜になると人通りが少なくなるため、帰りが遅くなる場合は不安を感じるかもしれません。
とはいえ駅前には24時間営業のコンビニがあったり、街灯があったりと、夜道でも明るく一人でも帰りやすいでしょう。
朝霞市における治安維持の取り組み
朝霞市では、さまざまな面で治安維持の取り組みを行っています。どのような取り組みが行われているか把握しておくと、暮らしやすい街かどうか判断しやすくなるでしょう。
防犯カメラ・LED防犯灯の設置支援
朝霞市では、防犯カメラ・LED防犯灯の設置支援として、防犯カメラ設置工事費補助金交付事業および防犯灯設置工事費補助金交付事業を実施しています。
例えば防犯カメラは、不特定多数の者が自由に利用できる道路や公園、広場など、公共空間への設置が支援対象となっています。
どちらも個人ではなく、自治体など団体への支援とはなっていますが、こうした支援があることにより、公共施設の安全性が高まっているといえるでしょう。
各商店街への防犯カメラの設置
市内の各商店街には、犯罪やトラブルの防止のため、防犯カメラが設置されています。具体的には、下記3つの商店街が挙げられます(※)。
- 朝霞駅前商店会:8台
- 朝霞本町商店会:10台
- 北朝霞商業振興会:10台
防犯カメラがあることで、もし事件・事故に遭っても証拠を確保できます。
また、防犯カメラの存在自体が犯罪の抑止につながります。映像という動かぬ証拠が残ると意識させることで、犯行をためらうようになるためです。
いずれの商店街も駅へとつながる道に立地しているため、通勤・通学で利用する道に防犯カメラがあることは、毎日の暮らしに安心感をもたらしてくれるでしょう。
地域団体によるパトロール
朝霞市の各地で、町内会やPTAなどの地域団体によるパトロールが各町で実施されています。
活動内容は団体ごとに異なりますが、以下が代表例です。
- 徒歩でのパトロール活動
- 青色回転灯を装備した自動車によるパトロール活動
- 子供の見守り活動
- 環境美化
- 防犯広報活動
定期的なパトロールで町内を巡回してくれるおかげで、人の目が少ない場所や死角になる場所などをなくし、犯罪が起きにくい地域となっています。
また、地域の人が積極的に見守りを行ってくれることで、小さな子どもも安心して登下校できる街づくりにつながっています。
埼玉県防犯サポーターの募集
埼玉県では「埼玉県防犯サポーター」を募集しており、地域での見守りを強化しています。
埼玉県防犯サポーターとは、ランニング・ウォーキング、ペットの散歩など運動習慣のある地域住民が、運動中に「ながら見守り」を行い防犯活動する取り組みです。
自主防犯団体への加入や、地域の防犯パトロール活動への参加と違い、自分の好きな時間・タイミングに気軽にできる防犯活動です。
サポーターの生活範囲がイコール防犯活動となるため、地域に対する見守りの目が増えます。
多くの住民が地域を見守ることで、不審者は「見られている」「通報される」と意識しやすくなるので、犯罪に至らなくなる効果が期待できます。
住人が心掛けるべき日頃の防犯対策
それほど犯罪発生件数が高くなく、静かな住宅街の広がる朝霞市ですが、日頃から防犯対策に取り組むことも大切です。
朝霞市で発生する犯罪の多くが自転車の盗難のため、駐輪時には施錠を徹底しましょう。手すりや柱など動かないものに固定して、二重ロックを癖づけることが大切です。
特に高価で軽量なスポーツバイクは盗難に遭いやすいため、短時間の駐輪でも必ず施錠するよう注意しましょう。
また、次点でオートバイの盗難・車上狙いも多くなっているので、こちらも施錠を徹底することが大切です。
盗難防止用ブザーを設置したり、人通りの多いところに駐輪するなど、犯行におよびにくくなる工夫も有効です。
また空き巣も少数ながら発生しているため、大切な家族や家財を守るために、ドア・窓などの施錠も習慣化しましょう。防犯カメラやセンサー付きライトの設置も有効です。
まとめ
埼玉県朝霞市は、池袋駅までわずか20分ほどと都心へのアクセスが抜群で、主要駅周辺は商業施設や飲食店が充実している利便性の高さが魅力です。通勤・通学のしやすさから、ベッドタウンとして発展してきました。
閑静な住宅街の広がるエリアが多く、繁華街のような場所もないため、治安の良い暮らしやすい街です。
地域団体によるパトロールや駅前商店街への防犯カメラ設置など、地域ぐるみでの防犯に取り組んでいることからも、子育てしやすい安心感のある環境だといえるでしょう。
朝霞市の静かな住宅地で暮らすなら、注文住宅がおすすめです。注文住宅なら、家事動線の効率化や子どもが遊ぶ場所まで見渡せる空間など、自分の思い通りに設計できます。もちろん、防犯カメラやオートロックなどの設置も自由自在です。
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