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2026.06.03.Wed
吉川市で子育てはしやすい? 住み心地や子育て支援の取り組みを紹介
「吉川市って子育ての環境としてどうなんだろう?」
「 保育園に入れるのか不安……」と疑問を感じていませんか。
吉川市は埼玉県の南東部に位置し、都心へのアクセスが良好な上に、自然豊かで子育て世帯がぐんぐん増えている注目エリアです。
本記事は吉川市の子育て支援制度や保育施設の状況、教育環境、住みやすさなど、実際に子育てをする際に知っておきたい情報を紹介します。吉川市での子育てを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
吉川市の概要
吉川市がどのような街なのか、まずは基本情報から見ていきましょう。基本情報を知れば、吉川市の魅力がより分かります。
面積・地理
吉川市は埼玉県の南東部に位置し、東京都心から約20kmの立地にあります。面積は約31.62平方キロメートルで、東は江戸川、西は中川の2つの川に挟まれた「川のまち」として知られています。
地形は海抜2〜4メートル程度の平坦な沖積低地となっていて、起伏がほとんどない暮らしやすい環境です。隣接する市町村は越谷市や草加市、三郷市、北葛飾郡松伏町、そして千葉県の流山市と野田市で、県境をまたいだ生活圏が広がっているのも特徴です。
人口・世帯数
吉川市の人口は、令和7年11月1日現在72,200人(男性35,999人、女性36,201
人)、世帯数は32,655世帯です。過去1年間の推移を見ると、令和6年4月1日時点では72,580人、32,056世帯でした。令和6年8月には72,489人でピークを迎え、令和7年に入ってからは72,000人前後で安定しています。
世帯数は、令和6年4月の32,056世帯から令和7年11月には32,655世帯へと増加しており、単身世帯や核家族世帯の増加が推測されます。男女比はほぼ均衡しており、女性がやや多い状態です。全体として人口は微減していますが、世帯数は増加傾向にあります。
歴史・沿革
1955年(昭和30年)に吉川町、三輪野江村、旭村の3町村が合併して新しい吉川町が誕生しました。江戸川と中川という二つの川があるこの地は、舟運が栄え、物資の集積地として発展してきました。そして1973年にJR武蔵野線が開通すると急激に人口が増加し、1991年には市制施行の目安となる5万人を突破し、1996年(平成8年)4月1日、晴れて吉川市として新たな歴史の一歩を踏み出したのです。
そして吉川市といえば「なまず」です。川の文化が育まれた結果、川魚料理という食文化が根付き「吉川に来て、なまず・うなぎ食わずなかれ」といわれるほどになりました。
「なまずのたたき」は、吉川市の伝統的な郷土料理として広く知られており、多くの人に親しまれています。また近年では、なまずの養殖事業に取り組むと共に、なまずをモチーフにしたグッズの企画・販売にも力を入れるなど、なまずを活用した地域振興活動を展開しています。
吉川市で子育てはしやすい?
ここからは吉川市が子育てしやすい街なのか、10の観点からチェックしていきます。
保育園・学校
吉川市には市内8校の小学校と4校の中学校があり、教育環境は充実しています。吉川小学校をはじめ、市内最大規模の美南小学校は、2024年度で児童数1,322人の規模を誇っています。美南小学校は2013年創立の新しい学校で、エレベーターや屋内プール、全て洋式のトイレなど整った設備が特徴です。教員1人当たりの児童数は21.3人で、手厚い教育体制が整っています。
吉川市は認可の保育所が23施設あり、幼稚園も多く、保育・教育の選択肢が豊富なのが魅力です。ただし人気エリアのため、保育所の待機児童が124人という状況もあるので(2025年10月データ)、早めの情報収集と申し込みが大切です。特に0歳児は82人、1歳児は37人の待機状況となっており、低年齢児の入所が特に難しい状況といえるでしょう。
吉川市では毎月20日以降にホームページで入所決定者の受付番号を掲載しており、申し込み状況を随時確認できます。育児休業中に入所が決定した場合は、原則として入所月の翌月1日までに復職する必要があるため、職場との調整も重要です。
※参考:吉川市.「令和7年11月入所の結果」.(参照2025-11-20).
※参考:ガッコム.「美南小学校(埼玉県吉川市) – 学校教育情報」.(参照2025-11-20).
公園・文化施設
吉川市の公園・文化施設は、家族で楽しめるスポットが多くあります。代表的なのが、江戸川の河川敷にある県営吉川公園です。水辺テラスやウォーキングコース、遊具など、家族みんなでスポーツや散策を楽しめます。また関公園は広々とした芝生広場や砂場、複合遊具、アスレチック遊具などが豊富です。春になると、園内の桜並木が美しく花を咲かせ、お花見シーズンには家族連れで賑わっています。
そして文化施設の中心となるのが、市民交流センターおあしすです。 こちらには自由に子どもと遊べるキッズスペースや吉川市民図書館などの充実した設備があります。休館日が毎月第1・第3水曜日で、9時〜18時(※)まで利用できるのもうれしいポイントです。
※休館日は月によって異なる場合がありますので、詳しくは公式のホームページをご確認ください。
地域コミュニティ
吉川市では、子育て世帯をサポートするために「子育てグループ」という交流会が定期的に開催されています。対象は生後2〜6カ月の赤ちゃんとその親で、毎月1回育児に関する情報交換や悩み相談ができる貴重な場になっています。新米ママやパパにとって、心強いサポートといえるでしょう。
さらに注目すべきは、よしかわファミリー・サポート・センターや地域食堂ネットワークなどの取り組みです。これらの活動は子育てをより楽しく、安心して行えるようサポートしています。
また小中学校のPTAや幼稚園・保育所の保護者会が主催する家庭教育学級も充実しており、親同士のつながりを育む場として参加しやすい環境となっています。地域の人が協力して行う防犯パトロールや地域活動も活発に行われており、吉川市は安心して子育てができる環境といえるでしょう。
医療機関
吉川市には、小児科をはじめとする総合的な医療機関が複数あり、子育て世帯が安心して医療を受けられる環境が整っています。市内の代表的な医療機関としては、吉川中央総合病院やさくら医院、大久保クリニックなどがあります。
特に子どもの急な発熱や体調不良の際には、小児科が市内に複数あるので、近隣のクリニックや病院で対応してもらえる点が大きな安心材料です。夜間や休日も、事前に診療時間などを確認しておけば、いざというときにも困ることなく対応してもらえます。
ただし、産婦人科に関しては市内で対応している医療機関が限られているため、出産を予定している方は、早めに情報を集めておくことがおすすめです。
スポーツ施設
吉川市の北部に位置する吉川市総合体育館は、延床面積4395.32平方メートルの地上2階建ての施設です。大体育室にはハンドボールコート1面、バスケットボールコート2面、バレーボールコート3面、バドミントンコート10面を完備しています。さらに小体育室では卓球やダンス、体操が楽しめ、第1武道場(柔道場)、第2武道場(剣道場)も備えています。トレーニング室では体力づくりやシェイプアップができ、420席の観覧席もあるため大会観戦も可能です。
駐車場は北側に約200台分あり、車でのアクセスも便利です。開館時間は9時〜21時で、吉川市や草加市、越谷市、八潮市、三郷市、松伏町に在住の方は料金が割安になります。
体育館内には吉川市屋内温水プールもあり、年間を通してスイミングを楽しめます。屋内プールなので季節に関係なく泳げ、子どもたちが水泳を学び、体力を付ける場としても使えます。
生活利便性
吉川市は、毎日の買い物や生活に必要な施設があり、快適な環境が整っています。市内にあるイオンタウン吉川美南は、買い物と遊び場が一体となった大型ショッピングモールです。この施設には、子どもたちが元気に遊べるキッズパーク「オンパミード」が完備されており、大型ジャングルジムやおままごとエリア、乳幼児向けの安全な遊具がそろっています。雨の日でも室内で遊べるので、天候に関係なく楽しく過ごせます。
さらに車で少し足を伸ばすと、越谷レイクタウンやららぽーと柏の葉など、大型商業施設が集まっているため、週末のレジャーにも困らないでしょう。ショッピングや食事、エンターテインメントなど、家族全員で楽しめるアクティビティが充実しているため、休日のお出かけに最適です。
吉川駅や吉川美南駅周辺には、スーパー「ライフ」やジョナサンなどお店が豊富にそろっており、普段の買い物や食事に困ることはないでしょう。
このように吉川市は生活利便性が高く、自然も豊かで子育て世帯が快適に過ごせる良いとこ取りの街といえます。
通勤アクセス
吉川市は子育て世帯にとって、通勤アクセスが便利なエリアです。吉川市にはJR武蔵野線の吉川駅と吉川美南駅の2つの駅があり、都心や埼玉県内の主要都市へのアクセスが良好です。
吉川市から新宿までは約1時間、東京駅までは乗り換えなしで50分程度で到着できます。また武蔵野線は京浜東北線や東武線などと接続が良いため、埼玉県内の主要都市や千葉方面へのアクセスも便利です。
さらに、つくばエクスプレス線の南流山駅にも比較的近く、秋葉原方面へも行けます。仕事やプライベートで都心を行き来する際に、さまざまな場所へ行けるのがうれしいポイントです。
また吉川市には常磐自動車道が市内を通過しており、三郷料金所に設置されているスマートインターチェンジを経由して、利用できます。
自然環境
「都会的な利便性がありながら、自然環境も大切にしたい!」 そのような子育て世帯には、吉川市がおすすめです。
吉川市は東に江戸川、西に中川という2つの大きな川に挟まれ、水と緑が豊かな環境が広がっています。市内には多くの公園や緑地が点在していて、子どもたちが自然と触れ合える場所が多いです。特に県営みさと公園は水辺がある公園で、自然観察や散策を楽しめる人気スポットです。
また豊かな田園風景も残されていて、早場米の産地としても発展してきた歴史があります。永田公園や永田調整池周辺の公園など、太陽光や風力発電を取り入れた環境配慮型の公園もあり、自然豊かな環境となっています。
治安
吉川市内は犯罪件数が平成15年をピークに減少傾向にあり、その後は安定した状況が続いています。特に地域住民による防犯パトロールや、警察との連携強化が犯罪抑止になっています。
2024年の刑法犯罪認知数が542件と、県内63自治体中で中位に位置しており、市全体としては比較的安全な街といえるでしょう。ただし、夜間に関しては人通りが少なく、駅から離れた地域や街灯が少ない田んぼ道などでは、注意が必要だという声もあります。そのため、安心して暮らすために、夜間の外出時に周囲の状況に気を配ることが大切です。
市民と行政が一体となって防犯に取り組む協力体制が、吉川市の良好な治安を支える大切な要因となっています。
災害リスク
吉川市は江戸川と中川に挟まれた低地に位置しており、特に大雨による河川氾濫には注意が必要です。そこで、市では吉川市減災マップを公開しており、浸水想定区域や避難場所、避難経路などを地図で確認できるため、いざというときに備えられます。マップを活用すれば、地域のリスクをしっかり把握でき、安心して生活を送るための大きな助けになります。
また吉川市は埼玉県内陸部に位置しているため津波のリスクはありませんが、地震による液状化や浸水があることも考慮しておくと良いでしょう。
住宅を購入する際は、吉川市減災マップや洪水ハザードマップをチェックし、安全な土地選びを行うことをおすすめします。地震や大雨などの自然災害への備えが整っていれば、より安心して暮らせます。
吉川市の子育て支援の取り組み
ここからは、吉川市が力を入れている具体的な子育て支援の取り組みを詳しく見ていきましょう。吉川市は子育て世帯向けのさまざまな制度が充実しています。
子育て世帯訪問支援事業
2025年度から本格的にスタートした子育て世帯訪問支援事業は、家事や育児に不安を抱える家庭を直接サポートする画期的な制度です。この事業では、訪問支援員が自宅を訪問して、家事や育児の支援を行うとともに、不安や悩みを傾聴してくれます。
対象となるのは、家事・育児などに対して不安や負担を抱える子育て家庭や妊産婦のいる家庭、ヤングケアラーがいる家庭です。支援内容としては、日常生活に必要な掃除や洗濯、買い物、育児のサポート、そして何より不安や悩みの相談に乗ってもらえます。
虐待リスクの高まりを未然に防ぐ目的もあり、家庭や養育環境を整えるための心強い味方となるでしょう。
吉川市子ども・子育て応援サイト「よしよしねっと」
「よしよしねっと」は、吉川市の子育てに関する身近な情報をママ目線で発信する応援サイトです。運営しているのはNPO法人よしかわ子育てネットワークで、実際に吉川市で子育てをしているママやパパたちの生の声が反映されているのが特徴です。
「よしよしねっと」では妊婦から高校生までの子どもを持つ家庭向けの情報や、市内の公共施設や公園の詳細情報、各種支援制度について分かりやすく解説しています。移住を検討している方は、事前にサイトをチェックすると、吉川市の子育て環境をリアルに知ることが可能です。
よしかわファミリー・サポート・センター
よしかわファミリー・サポート・センターは、地域で子育てを支援するための相互援助活動をしています。育児の援助を受けたい人と援助を行いたい人をつなぐ、まさに地域の子育てネットワークです。
具体的には、保育所・幼稚園・学童保育への送迎や保育施設、学童保育の開始前や終了後の預かり、保護者の病気や急用時の預かりなどをしてもらえます。サポートセンターには保育士資格を持つ先生や、サポートアドバイザーが在籍していて、安心して利用できる体制が整っています。
子育てにちょっと困ったときに頼れるありがたいシステムです。
子育て応援ガイドブック
吉川市では、子育てに関する情報を一冊にまとめた子育て応援ガイドブックを発行しています。ガイドブックには、出産・子育てに関する各種施策や相談窓口、親子でのお出かけにおすすめの情報など、知りたい情報がぎっしり詰まっています。PDF版もあり、吉川市公式ホームページからダウンロードも可能です。
子育て応援ガイドブックがあれば、吉川市の子育て情報が網羅的に分かります。
地域食堂
吉川市では、2020年12月には、市内の3つの地域食堂が協力してよしかわ地域食堂ネットワークを設立し、地域住民や子どもたちが集う温かい場所を提供しています。
地域食堂はただ食事をするだけではなく、孤立しがちな家庭への支援や、子どもたちと大人が自然に交流できる場を作ることが目的です。現在、市内には3つの地域食堂が活動しています。これらの食堂は全て無料で、寄付された食材を使って運営されています。
子どもだけでも親子一緒でも、気軽に参加できる地域食堂は、地域全体で子育てを支える大切な環境といえるでしょう。
まとめ
吉川市は、水と緑が豊かな環境や充実した教育施設と医療機関、大型商業施設へのアクセスの良さ、そして何より地域ぐるみの子育て支援体制が整っているのが大きな魅力です。
「よしよしねっと」や子育て世帯訪問支援事業、ファミリー・サポート・センターなど、市の手厚い支援体制を活用すれば、安心して子育てができます。現地を訪れて、情報収集したり、子育て支援センターを見学したりして、吉川市の子育て環境をぜひ体感してみてください。
埼玉県において数多くの注文住宅を手がけてきた豊富な実績と確かな経験を持つ「北辰工務店」には、住宅エリアの特性や生活環境に精通したスタッフが多数在籍しています。注文住宅の建築を検討されている方は、どうぞお気軽に「北辰工務店」までご相談ください。
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