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住宅コラム
お金のこと
2025.10.11.Sat
注文住宅の予算の決め方【埼玉・千葉】土地なしからの総額把握と土地・家の配分術
注文住宅の予算決めは、無理なく住宅ローンを返済しながら理想の我が家を実現するための大切なステップです。しかし、「何にいくらかかるのか分からない」「予算を決めたものの合っているかどうか不安」と感じる方も多いでしょう。
そこで、本記事では注文住宅の予算の決め方を分かりやすい4つのステップで紹介します。また、予算決めをプロに相談するメリットや、実際の相談先も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
注文住宅の第一関門! 「予算決め」を成功させるには?
注文住宅では、土地や間取りなど決めることがたくさんありますが、まず始めに決めなければならないのは「予算」です。事前にしっかりとした予算計画を立てることで、予算オーバーのようなトラブルを防げます。
本記事では埼玉・千葉エリアで注文住宅の建築を希望する方に向け、4ステップで注文住宅の予算の決め方を紹介します。
ステップ1:まずは「総予算」を把握しよう
まずは家づくりにどの程度の自己資金を充てられるのか、ローンはいくらまで組めるのか、おおよその上限額を算出しましょう。
自己資金はいくら? 無理のない範囲で設定
自己資金とは手元にあり自由に使えるお金のことで、一般的には預貯金や親族からの贈与金を指します。自己資金は、住宅ローンの頭金や諸手続きの費用、引っ越し後の家具の購入などで必要になるため、ある程度まとまった金額の準備が必要です。
自己資金の中からいざというときの生活費や、子どもの教育費などを差し引いた金額が、注文住宅の費用に充てられる金額です。住宅のために自己資金を使い過ぎると、不測の事態が起きたとき生活に支障を来す恐れがあるため注意しましょう。
住宅ローンはいくら借りられる? 年収と返済負担率から試算
住宅ローンがどの程度借りられるかは、借主の年収や年齢以外に、他のローンの有無も影響します。例えば、自動車ローンややスマートフォンの分割払いなどの他、クレジットカードのリボ払いも対象です。
上記のようなローンの状況以外に、住宅ローンの審査では以下の返済負担率が確認されます。
| 返済負担率(%) = 年間返済額 ÷ 年収 × 100 |
金融機関により異なるものの、返済負担率は20~35%程度に設定されています。また、審査では返済負担率に審査用の金利も含め借入可能額が計算されるため、シミュレーションをするときは注意しましょう。
住宅ローンの借入可能額は個人の状況により異なるため、金融機関の事前審査(仮審査)を受け、具体的な数字を把握することが特に重要です。
ステップ2:何にお金がかかる? 費用の全体像を知る
注文住宅を建てるときは、土地代と建築費の他に、諸費用がかかります。中でも、諸費用は細かな出費が多いため注意が必要です。
大きく分けて「土地代」「建築費」「諸費用」
住宅の取得に必要な諸費用は主に以下の3つに区分できます。
- 土地取得関連費用
- 建築費
- 諸費用
土地の取得では、純粋な土地代金の他に登記費用や税金、仲介手数料などがかかります。また、土地の形状によっては整地などの工事費用も発生します。なお、既に土地を持っているときは土地の購入代金はかからないものの、相続で引き継ぐときは相続登記費用や贈与税などがかかるため注意しましょう。
建築費は基礎工事や外装工事など家づくりにかかる「建物本体工事費」と、水道管の引き込み工事などの「付帯工事費」に分かれます。
また諸費用についても考慮しておかなければなりません。諸費用は不動産会社に支払う手数料の他、印紙税や消費税などの税金、ローン関連費、保険料、地鎮祭費用など多岐に渡ります。細かな出費が多く、予想外に高額になることもあるため、見積もりをもらった段階でしっかりと確認しておきましょう。
ステップ3:重要項目! 「土地」と「家」の予算配分はどう決める?
一般的に、土地の購入費用と建築費用の予算配分は3:7や4:6とされています。しかし、どちらを重視するか、また、土地にどの程度費用がかかるかはエリアによっても異なるため、早めに概算を把握しましょう。
埼玉・千葉エリアの土地相場と予算への影響
土地の価格はエリアにより大きく異なり、利便性の高い人気エリアほど高額な傾向です。このため、希望の居住エリアがあるときは、早めに土地相場を確認して探し始めましょう。
特に埼玉や千葉エリアは場所により地価に大きな差があります。例えば、さいたま市浦和区と和光市では、土地費用に2,000万~3,000万円程度の差が生まれることもあります(土地購入面積が100~200m²の場合)。
土地代が総予算に占める割合が高くなりやすいため、候補地を複数用意するなど事前に対策を練ることをおすすめします。
「土地優先」vs「建物優先」? 配分方法の考え方
以下の2つの方法があり、それぞれメリット・デメリットが異なるため価値観や状況に合った方法を選ぶことが大切です。
●立地優先
まず希望するエリアに絞って土地を選び、その残りの予算で家を建てるという考え方です。この方法のメリットは、利便性の高い人気エリアに住めることや、将来的に土地の資産価値が上がる可能性がある点です。一方で、土地に予算がかかる分、建物の広さや間取り、仕様などは妥協が必要になる場合があります。
●建物優先
理想とする家の広さや設備、デザインなどを優先し、それに見合う土地を予算内で探すというアプローチです。家族の希望に沿った住まいを実現しやすいのが魅力ですが、その分、利便性に欠ける立地になることもあり、通勤・通学や買い物の際に不便を感じることもあります。また、土地の資産価値が上がりにくい可能性もあります。
建築会社への早期相談がカギ
家を建てたいと思ったときは、建築会社への早めの相談もポイントです。建築費用が分からないと、土地購入予算を立てることもできないためです。
早めに目安を知ることで、予算内でどの程度理想を実現できるのかだけでなく、妥協しても大きな影響がなさそうなポイントも把握できます。
ステップ4:資金計画表を作成し「見える化」する
ステップ1~3の内容を基に「資金計画表」を作成し、費用の全体像を把握しましょう。なお、資金計画表はインターネット上でダウンロードできる他、工務店によってはひな形を配付していることもあります。
項目別に費用をリストアップ
まずはステップ2で挙げた土地・建物・諸費用、それぞれの項目の概算費用を記載して表にまとめます。資金計画表は基本的に、注文住宅にかかる初期費用を記載し、光熱費などのランニングコストは記載しません。また、見積書とも異なり確定ではないため、契約後に実際の費用とは変動する場合があるため注意しましょう。
予備費(バッファー)も忘れずに計上
予備費(バッファー)も計上しましょう。家づくりでは、地盤改良や住宅設備の仕様変更、アップグレードの希望などにより、想定外の費用がかかることがあります。
このため、建築費の5~10%程度の予備費を予算に組み込み、予算オーバーを防止することが大切です。
【まとめ】予算決めの不安はプロに相談! 北辰工務店がお手伝いできること
注文住宅の予算決めは、希望の住宅を実現するためにも大切な取り組みです。総予算の把握、費用の全体像の把握、土地・建物の費用配分、計画表作成の作成と、ステップを踏んで進めましょう。
とはいえ、専門的な内容も多く本当に自分たちの設計した予算が現実的なのか、不安に思う方も多いでしょう。そのようなときは、資金計画のプロに相談しながら進めるのがおすすめです。客観的根拠に基づく予算計画は、安心して家づくりを進めるための土台となります。
北辰工務店では、個別相談にて希望エリアやプランに基づく、より詳細な資金計画のサポートを無料で行っています。土地と建物の予算バランスや、ローン相談、土地探しのお手伝いもしており、初めての注文住宅づくりも不安なく進めることが可能です。
ご相談は住宅展示場の他、お電話やメールでも対応しているため、まずはお気軽にお問い合わせください。
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